この方は54才の男性の方です。数か月にわたる頚部痛と右上肢痛があります。第5-6頚椎レベルで椎間板ヘルニアがあり近所の病院で神経ブロックを受けましたが効果は一時的で手術を勧められていました。どうにか手術を避けたいとのことで当院にいらっしゃいました。MRIでC6神経が圧迫されています。なんとか症状の改善を得られるようにPRPによる再生治療をおこないました。2回の頚椎神経根PRPにより頚部痛と上肢痛の改善が見られるようになりました。痛みは9割がた無くなり、痺れは8割がた減少してきました。ようやく不自由なくお仕事可能となり手術を回避して経過観察となりました。
※PRP、幹細胞治療は自分自身の細胞を利用する治療のため、副作用の少ない治療ですが、症状の悪化や感染などが全くゼロとは言い切れません。予め、御了承ください。