幹細胞治療は、初診当日の施術はできません。施術可能かどうか、感染症の血液検査が必要です。
御希望の方、遠方より御来院の方は、HP上部「お問い合わせ」より別途お尋ねください。
当院の幹細胞治療の特徴
- 治療症例数200件以上の経験豊富な医師による幹細胞治療(当院では再生に十分な1億個での幹細胞注入です。)
- 関節内や骨軟骨下への施術も可能
- 当院の幹細胞治療は生着率の高い非凍結(新鮮)幹細胞を使用し、より高い効果を目指しています
- 脊椎(神経,椎間板)疾患に対する幹細胞治療を行っています
膝関節や股関節、腰椎,頚椎,肩関節などの痛みに対して幹細胞再生治療を行っております。
PRP同様に当院の利益を最小限まで抑えており、一か所税込70万円です。また股関節、脊椎疾患(頚椎症性根症状、頚椎症、腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板症、腰椎椎間板ヘルニア等々)と広範囲に対する幹細胞治療が可能です。
※幹細胞治療をお考えの方は、保険治療での診察と自費での事前感染症チェックが必要となります。
※脂肪採取、脂肪採取後の診察、幹細胞治療後に必須となる診察とスコア評価(1週間後,1か月後,3カ月後,6カ月後の計4回)は幹細胞治療費用内に含まれています。
治療の流れとしては、①~⑧までの以下の通りです。
保険診療・自費診療①
①治療説明・問診(保険診療) 血液検査・検査結果の診察(自費診療)
血液検査~結果判明(約1週間)。
1週間以降で血液検査結果を聞きに受診して頂き、結果が適合で治療希望の場合のみ、脂肪採取日と治療日の予約を取り次のステップへ進む。
※治療費は、治療日の予約が確定した日から 1 週間以内に全額を指定口座へお振込み、またはご持参ください。
幹細胞治療費用内②~⑧
②脂肪の採取・採血
予約日の14:45分までに来院し、同意書と初回スコア評価表を確認後、採血(培地用)と脂肪採取。
所要時間は60~90分程度。
細胞加工施設での細胞培養(初回4週間以上、2回目以降は3週間以上)。
※2回目以降も採血が必要です。
③脂肪採取創部の診察
脂肪採取2,3日後再受診。
④治療 局所投与
予約日の14:45分までに来院し、局所注入。所要時間は30~60分程度。
⑤経過観察
治療後1週間後再受診。創部や状態を医師が確認する。
⑥定期健診
治療後1カ月目 2回目のスコア評価
⑦定期健診
治療後3カ月目 3回目のスコア評価
⑧定期健診
治療後6カ月目 4回目のスコア評価
※培養された幹細胞の保管期間や延長料金については下記の9 )の項目参照。
脂肪採取日から11か月後までにご連絡がない場合破棄させて頂きます。
※治療後のレントゲン撮影については、関節腔内治療の方は3ヵ月目と6ヵ月目に撮影させて頂きます。
医師が必要だと判断した場合は追加撮影させて頂くこともありますのでご了承下さい。
整形外科疾患の痛みに新しい治療
厚生労働省に提出した「第二種再生医療等計画」に関する届出が受理され、脂肪幹細胞を用いた治療が当クリニックで可能となりました。
・変形性膝関節症(膝関節軟骨、半月板、関節内等)
・変形性股関節症(股関節軟骨、関節唇、関節内等)
・肩関節症(肩関節軟骨、腱板、関節唇等)
・脊椎疾患(椎間板、神経周囲、脊椎等靭帯等))
これらに対して、治療として使えるのが、ご自身が本来持っている自然治癒力の源であり、皮下脂肪に存在する脂肪幹細胞(脂肪組織由来幹細胞)です。
幹細胞を用いて治療される疾患
特に最近注目を浴びているのが、取り出しやすく、数も多い、皮下脂肪の中に潜んでいる『脂肪組織由来幹細胞』です。
再生医療って?
人間はもともと修復する(元に戻す)能力を持っています。その能力の元になるのが
幹細胞です。
再生医療とは、自分自身にある幹細胞(かんさいぼう)を使って、組織や臓器を元通りの機能や形に戻す最先端の医療です。
ご自身の臀部や太ももの皮下にある脂肪を吸引し、脂肪幹細胞を採取します。
それをいくつかに分けて超低温で凍結保存します。
これを必要な時に解凍して、注射により関節内に投与することで関節の炎症を治めると共に、傷んだ箇所の修復や再生を促したり、関節軟骨の変性を抑えたり、将来に向けて関節を長持ちさせることを実践します。
実際の当院での症例写真です
※幹細胞治療は全て特定再生医療等委員会の審議を経て、厚生労働省に届け出を行い受理済みです。
※本治療は保険診療ではなく、自由診療(自費)となります。
※幹細胞治療をお考えの方の事前感染症・結果説明は、 自費(およそ2万円)となります。
※幹細胞治療後に必須となる診察(1週間後、1か月後、3カ月後、6カ月後の計4回)は幹細胞治療費用内となります。
※一か所 637,000円(税込 700,000円)です。
※この費用の大半は培養専門業者に支払うお金です。当院自身の利益を最小限とすることと、当院と提携している培養専門業者の企業努力により実現できている価格です。
> 骨軟骨下幹細胞治療についてはこちら
局所麻酔による少量脂肪採取での培養幹細胞治療です。
採取した幹細胞は培養専門のスタッフにより培養を行い、十分な数まで増やした後に投与することができます。
脂肪幹細胞(培養)を用いた治療の流れ
1.皮下脂肪吸引
脂肪幹細胞抽出に必要な脂肪吸引を行います。(局所麻酔で臀部から針で吸引します)
一般的に10cc程度の皮下脂肪を吸引します。
2.幹細胞採取・培養
脂肪から抽出した幹細胞を専用施設にて培養します。
培養には初回4週間、2回目以降は採血後3週間かかります。
3.新鮮幹細胞の搬送
新鮮な非凍結幹細胞をクリニックまで搬送します。いくつかの細胞は将来の追加治療のため冷凍保存して取っておきます。
4.細胞移植治療
当院の幹細胞治療は生着率の高い非凍結(新鮮)幹細胞を使用し、より高い効果を目指しています。
当院では膝関節、股関節共に荷重部の損傷部位の軟骨にピンポイントでエコー下に幹細胞注入します。頚椎腰椎でもピンポイントに椎間板,神経周囲に幹細胞注入を行います。
これは経験豊富な医師がリアルタイムで得られる画像を見ながら行える治療です。
0.1mm単位でピンポイントに荷重部の軟骨や椎間板,神経に針先を持っていくことにより一番軟骨形成させたい部位,神経の再生を促したい部位に大量の幹細胞を届けます。
この技術によりはじめて幹細胞治療の効果を高める事が可能となるのです。
ガイドなしの注射よりも遥かに効果は高いです。
PRP治療は効果の高い再生治療ですが、幹細胞治療はさらに効果の高い再生医療となります。
ただし値段が高価なため
- PRP治療を繰り返しても効果が乏しく、さらなる治療が必要だが人工関節や手術は避けたい方
- PRPに比べると高額であっても初めから効果のより高い再生治療をご希望の方
- 幹細胞治療を考えている方で、できるだけ低価格の治療をご希望の方
- 遠方の方で低価格で行える幹細胞治療をお探しの方
- 他院の通常の関節内幹細胞注射で効果がなかった変形性関節症の方で人工関節手術を避けたい方
- 腰椎再生治療をお考えの方でDST法など厚生労働省や学会に非認可の高額治療を受けようか悩まれている方
などの方に当院の治療はお勧めできます。
御希望の方は、診察へお越しください。
初診の方は、HP上部にあります「新規受付」より診察の初診受付が可能です。最近のMRI、CTなどのCD-ROMをお持ちの方は、当日受付で提出ください。
※PRP、幹細胞治療は自分自身の細胞を利用する治療のため、副作用の少ない治療ですが、症状の悪化や感染などが全くゼロとは言い切れません。予め、御了承ください。