この方は74才の女性の方です。第4-5腰椎レベルで狭窄症があり専門病院で脊椎内視鏡手術を受けられましたが、手術後も症状改善なく、しびれが悪化したとのことで当院にいらっしゃいました。MRIでは硬膜管正中部の除圧はできていますがL5神経根分岐部で瘢痕組織と増生した骨組織で神経を圧迫しています。癒着もありそうです。なんとか症状の改善を得られるようにPRPによる再生治療をおこないました。3回の神経根PRPにより腰痛と下肢痛の改善が見られるようになりました。痛みは7割がた無くなり、痺れは5割がた減少してきました。今後も時々PRPを行う予定としています。
※PRP、幹細胞治療は自分自身の細胞を利用する治療のため、副作用の少ない治療ですが、症状の悪化や感染などが全くゼロとは言い切れません。予め、御了承ください。