この方は63才の男性の方です。第4-5腰椎レベルで変性すべり症があり近所の病院で脊椎固定手術を勧められましたが、手術を避けたいとのことで当院にいらっしゃいました。MRIでは硬膜管正中部とL5神経根分岐部で神経を圧迫しています。なんとか症状の改善を得られるようにPRPによる再生治療をおこないました。3回の神経根PRPにより腰痛と下肢痛の改善が見られるようになりました。痛みは8割がた無くなり、痺れは6割がた減少してきました。今後も時々PRPを行う予定としています。
※PRP、幹細胞治療は自分自身の細胞を利用する治療のため、副作用の少ない治療ですが、症状の悪化や感染などが全くゼロとは言い切れません。予め、御了承ください。