では、腰の症例で実際のPRP治療を見てみましょう
この方は長年にわたる腰痛と左下肢痛を経験してきた方です。様々な病院を受診し、腰部脊柱管狭窄症の診断を受け、脊椎手術を勧められていました。しかしご本人は脊椎手術を避けたい希望が強く、当院を受診されました。
腰部神経や椎間板軟骨の再生を促したり、神経や軟骨周囲の炎症を抑えたりする目的でPRP治療を行いました。
正確に超音波を見ながらターゲットの腰部神経根や椎間板に直接PRPを注入しました。
この技術は国内でも数名の医師のみが行える技術です。
この方は一回のPRP治療で腰痛と下肢痛が大幅に減少しました。二回のPRPにて、ほぼ痛みが消失するまで改善しました。
このようにPRP治療は従来法の治療でも効果が不十分の方にも治療効果が期待できます。当院では多くの方に改善を見ております。手術と従来の保存治療の中間療法としての再生医療とお考え頂いても良いと思っています。
変形性膝関節症、変形性股関節症、肩痛(腱板断裂、五十肩等)、スポーツ障害の他、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、頚椎神経根症などの神経痛にも幅広く適応があります。是非ご相談ください。
※PRP、幹細胞治療は自分自身の細胞を利用する治療のため、副作用の少ない治療ですが、症状の悪化や感染などが全くゼロとは言い切れません。予め、御了承ください。